ベルリン プラタナス日記

ベルリン移住を試みる記録。

コインランドリーへ行った。

洗濯機がないので毎週コインランドリーに行く。近所にコインランドリーがないので公共交通機関を乗り継いで30分強かけて行く。

 

毎週金曜か土曜。一週間分の洗濯物を持って行く。

 

いつもほとんど人がいないコインランドリーだけれど、今日はコインランドリーに父娘がいた。

 

娘は7歳くらいだろうか。洗濯が終わるまでの待ち時間の間に、2人は鞄からチェス盤を取り出し、チェスを始めた。

 

穏やかな時間が流れていた。

 

 

 

Deutschland Ticket(49ユーロチケット)がお得なのか考えてみる

2023年5月から始まったDeutschland Ticketは、月額49ユーロでドイツ中の公共交通機関が乗り放題というパスである。※IC, ICEなどの特急列車は除く。

ベルリン市内中心部(ABゾーン)を片道移動するのに3.2ユーロかかるので、ABゾーンのような短距離だとしても単純計算で16回以上乗れば元が取れる。さらに、片道だけ乗って帰りは歩きというのは考えにくいので、月に8回徒歩圏外へ出かける機会があればいい、、と考えると大変お得なパスではないだろうか。そう考えて、5月から早速使用している。1ヵ月半使用してみて金額面以外に、思ってもいなかったメリットとデメリットがあったのでメモしておく。

 

▪️メリット

• いちいちチケットを買わなくていい

→ どこかへ行く度にチケットを買わなければならないという手間が省けた。チケットのバリデーションを忘れるというリスクもないので安心して出かけられる。

• チケットをなくす心配がない

→ スマホのDB(Deutsch Bahn)アプリで管理するので物理的にチケットをなくすことがない。月末日に翌月分のパスが自動で追加されている。

• 他都市での公共交通機関でもこのパスで乗れる

→ 例えばドイツ国内の他都市に旅行に行ったとしても現地の電車、バス、トラムにそのまま乗れる。そんなことはこのパスを買う前に知っていたけれども、実際に他都市に行ってみて便利さを実感した。他都市に行けば券売機の場所がわからなかったり観光施設+公共交通機関パスを買うなどの検討が必要だったり手間がかかる。このパスを持っていたおかげで、現地に着いてすぐ目的のトラムやバスに乗って観光がスタートできた。

 

▪️デメリット

• スマホの電池が切れたら終わり

→ スマホのアプリでチケットを管理しているということはスマホの電池が切れたら終わりということ。もし検査員にチケットの提示を求められたら「スマホの電池が切れているんです」では逃げられないだろうなぁ、と予想。

• 身分証明書を携帯していないといけない

→ Deutschland Ticket を使い始めてから1ヵ月半の間に4回ほどチケットの確認を求められた。その内、最初の3回はチケットを見せるだけで問題なく通過できたが、1回は身分証明書の提示も求められた。混み合っている電車で周囲の乗客も皆自分から身分証明書を提示していたので、検査員からすれば私たちだけ例外にすることはできなかったのだろう。しかし、その時パスポートは携帯しておらず、代わりになるものも持っていなかった。検査員に事情を説明しても身分証明書なしではダメだと突っぱねられ、、

困っているところに隣の老夫婦が、パスポートの写真は持ってないのか?と助け船を出してくれた。それならあります!と検査員に見せて事なきを得たが、トラブルを避けるためにも身分証明書は携帯しておかなければならないと痛感した。

 

▪️その他

• ベルリンから他都市へ行くのにはあまり使えない

→ このチケットは特急列車には使えないため、鈍行で行くしかない。試しにポツダムとライプツィヒに日帰りで行ってみたが、ポツダムは鈍行で十分行けるにせよ、ライプツィヒは厳しい。ライプツィヒで6時間ほど観光したけれど、それだけでは見切れない場所だったし、さすがに乗車時間が長すぎるかな、、

 

▪️結論

使い始めてからメリットもデメリットも感じたけれど、私にとってはメリットの方が多いかなと思う。何より楽なのがいいよね!

隣人宛の荷物を受け取ってしまった場合の対応を考える

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隣人宛の荷物を受け取ってしまった。

ドイツでは再配達サービスがなく隣人に荷物を預けることが多いことは聞いていたので、ドイツ語ができない今の状態では避けたいと思っていたわけだが、受け取ることになってしまった。

早速隣家のドアベルを鳴らすが留守の様子。

では荷物をどうするのか?

1. そのまま保管しておく

→仮に配達業者から隣人に連絡が入ってなかった場合、隣人も荷物がどこにあるかわからず困るだろうし、代わりに受け取ったことを万が一「盗んだ」と思われると非常に生活しづらくなる。ドイツ語ができないので説明も難しい。

2. 隣家のドアの前に荷物を置いておく

→仮に配達業者から「不在だったので隣人に預けておいた」と連絡が入っていた場合、無責任な外国人だと思われる可能性がある。それに隣人が帰ってくる前に荷物が何かしらの理由で無くなっていた場合、大事になりかねない。

3. 手紙を隣人に入れておく

→荷物を代わりに受け取っておきました、いつでも取りに来てください、という手紙を受け取って嫌な気持ちになる人がいようか(いや、いまい)。ドイツ語で書かないといけないというのがネックだが、翻訳ツールを使えばできそう。

 

3が一番無難だろうということで、翻訳ツールを使って手紙を書き始めた矢先、ドアベルが鳴った。

隣人がいい笑顔でこちらを見ている。

 

(^^)

 

手紙書き始めたのになぁ。

ベルリンでプラタナスになる

2023年4月、ベルリン移住

移住といっても、観光ビザで入国し、今日現在までそのビザで滞在している。もし長期滞在用のビザ取得ができなければ入国後90日以内に帰国しなければならない(正確に言えば帰国する必要はないが、シェンゲン域内から出なければならない)ので、「移住」ができないことになる。

このブログでは、ベルリン「移住」を試みる日々の生活や異文化で疑問に思ったこと等を記録として残していきたい。